ボーリングマシン（掘削機械）を所定の場所に設置し、掘削作業を開始清水を送水しながら所定深度（6m〜10m程度）まで掘進していきます。

掘削が完了した時点では、ケーシングパイプと呼ばれる鋼管パイプが挿入されている状態となります。
ケーシングパイプ内に溜まった土砂を清水で綺麗に洗い出します。

ケーシングパイプ内部に、ストレーナー（穴開き）加工を施した塩ビ管を挿入し、豆砂利をケーシングパイプと塩ビ管の隙間に投入します。
豆砂利は不純物をろ過する役目をします。

ケーシングパイプを引き抜き、塩ビ管だけが残った状態になったら、井戸水を汲み上げるパイプの建込み作業は終了です。
この状態で半日から１日間時間をおき、地下水位を測定し、水量の判定を行います。

地下水位が安定したら、くみ上げ用ポンプを設置します。
井戸ポンプを運転開始してから2〜３日後に再度、水の組み上げ状況と地下水位の測定を行い、点検を実施させていただきます。